熊谷高等技術専門校のブログ

自動車整備科(2年コース)・建築科(2年コース)・機械科(1年コース)の合計110名の生徒が学んでいる県立の専門校です。ここでの日々の様子を紹介します。

小屋組の製作です。
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破風板を取りつけ、垂木を掛けます。
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化粧野地板の上に、野地板を受ける材を取りつけます。
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一度、小屋組部分を合体させてみます。
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広小舞、登り淀を取りつけます。
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野地板を取りつけます。この上に屋根を葺きます。
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屋根を葺いたところ。
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棟を取りつけます。
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小屋組を合体させて完成です。
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土台にあたる地覆長押を敷き、柱を建てます。
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壁を差し込みます。
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これは、仮組です。
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この後、下部の土台と固定しながら組んでいきます。
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高欄を組みます。
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材料の機械加工が終わったら、墨付です。

現寸図から必要な墨を木材につけていきます。
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その後、加工をします。
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これは、加工済みの柱です。



今回は、【土台・高欄】【柱・壁】【小屋組・屋根】の3グループに分け、最後に合体させました。



土台の組立です。
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溝が突いてあるので、そこに壁を差し込みます。
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その上に、縁葛という横架材を取りつけます。
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総合技能展に出品する作品として、神棚を製作しました。

製作したのは、建築科1年生14名です。

日数は、13日間。

技能検定の材料取りの際に、廃材が出るので、それを利用しました。
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樹種は、青森ヒバです。


まずは、模型製作です。

加工方法や納まりを理解するため製作しました。
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これより、本格的に製作していきます。


日本民家園の見学に行きました。



エントランスです。
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入口のそばにある、「原家」です。
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正面に見えるのは、差し鴨居です。梁としての構造も兼ねています。
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中でくつろぐ生徒。
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昔の民家が、移築や復元されています。
こちらは、「通り土間」です。
向こうの出入口まで、土間が抜けています。
現代にもつかえるデザインです。
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骨組や納まりを観察し、レポートします。
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最後は集合写真を撮り、解散です。
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土台・梁の加工です。

まずは、穴あけからはじめます。
2022年09月07日 部分工作 土台加工 穴あけ 0001



穴あけには、角のみ機を使います。
2022年09月07日 部分工作 土台加工 穴あけ 0002




穴をあけ終わった状態。
2022年09月07日 部分工作 土台加工 穴あけ 0003



羽子板ボルトの通る穴をあけます。電気ドリルを使用。
2022年09月27日 部分工作 梁加工 電気ドリル 0001
2022年09月27日 部分工作 梁加工 電気ドリル 0002



座堀りをしているところ。
2022年09月27日 部分工作 梁加工 電気ドリル 00032022年09月27日 部分工作 梁加工 電気ドリル 0004

建築の1年生が、継手の曲げ試験や引張試験を、ものつくり大学で実施しました。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0002 補正



まずは、曲げ試験から。
全部で7体。生徒が製作したものです。
試験機にかけ、試験開始です。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0009 補正



これは、金輪継ぎです。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0010


試験に先立って、含水率をはかります。概ね、15%前後です。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0001



こちらは、母材の曲げ試験です。最大荷重は、金輪継ぎの7倍でした。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0012 補正



このように、半分に裂けてしまいました。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0020 補正



次は、仕口の引張試験。
山形プレートで固定したもの。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0014 補正
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0015



こちらは、羽子板ボルトで固定したもの。
最大荷重は、山形プレートとあまり変わりませんでした。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0016 補正



次は、継手の引張試験。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0017



油圧をかけて、引張ります。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0018



破壊したところ。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0019



最後に講評を聞いて終了です。
2022年09月09日 ものつくり大学 強度試験 0021 補正






土台の墨付です。
2022年09月01日 部分工作 土台墨付 0006



墨差しで土台の墨をつける。

2022年09月01日 部分工作 土台墨付 0004



図面です。
2022年09月01日 部分工作 土台墨付 0003



図面を確認しながら進めます。
2022年09月01日 部分工作 土台墨付 0002



こちらが、完成した土台です。
2022年09月01日 部分工作 土台墨付 0007

令和3年度の総合技能展で、建築科が出展した作品です。
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3次元のモデルと模型から、部材の寸法を決定します。
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ベースの台を製作し、その上に土台を敷く。
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柱建て。柱には、板壁がはいる溝が加工されている。
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板壁を納める。
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床を納める。この床で平面上の直角を出す。
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階段の段木を取りつける。
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マス組。
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桁を架ける。
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現寸からおこした破風板を、取りつける。
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垂木を固定する。
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化粧野地を張る。
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裏甲などの曲線のものは、治具を使用して製作する。
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野地板を張る。
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屋根を葺き、棟の飾りをつけて完成。
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完成。
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部分工作とは、1年生の2学期から実施する、小さな住宅の製作実習です。

今日はその段取りです。



まず、使用する材料の搬入。
2022年08月29日 部分工作 材料搬入 0001 補正



良い材料と悪い材料を選別します。
良い材料は柱や梁に、悪い材料は土台に使用します。
2022年08月29日 部分工作 材料搬入 0002 補正



各人に材料を配布し、所定の長さに切ります。
2学期からスライド丸鋸を使用します。
まずは、スライド丸鋸の練習から。
2022年08月30日 部分工作 スライド丸鋸 0001
2022年08月30日 部分工作 スライド丸鋸 0002
「あっ」という間に切れるので、長さを間違うと、大量に使えない材料ができてしまいます。



切った材を保管します。
2022年08月30日 部分工作 スライド丸鋸 0003 補正


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